介護事務の資格とは?介護事務の仕事内容と資格の取り方

資格・スキル

介護事務
介護事務の仕事は資格がなくても可能ですが、介護報酬請求業務(レセプト作成)や介護についての専門的な知識が必要な手続きがしごとであるため、介護施設で即戦力として職を得るためには、介護事務の資格を取得しておいた方が有利といえます。

2000年にスタートした介護保険制度ですが、3年ごとに介護報酬改定が行われるため、介護、福祉の事業所にとって、請求計算はなかなか大変な業務です。そこで近年、「介護事務」の資格を持った人が活躍することが多くなってきました。

介護事務資格って、どんな仕事?

介護事務は、請求業務や事務作業など、介護サービスに必要不可欠でいわば縁の下の力持ちとしてデスクワークを担当します。

また介護事業所では、受付業務、提供サービスの説明、介護報酬請求業務(レセプト作成)などが主な仕事です。介護職と介護事務を兼任する場合もあります。

そのため多忙な介護の現場では、介護事務だけ行う仕事は難しいと考えた方がいいでしょう。そこは医療事務や調剤薬局事務などとは、違うところかもしれません。

介護説明

介護事務資格を取得すると、どんなメリットがあるの?

介護福事業所での就職にはもちろん有利ですが、介護保険制度の全体像を理解できるため、家族が介護保険を利用する場合、どんなサービスがあり、いくらくらいかかるのか自分で判断することができます。

またすでに介護職として働いている人なら、介護保険の理解度が上がるのでスキルアップにもつながります。

介護事務資格の資格を得るには?

介護事務は受験資格が不要のため、誰でも受験することができます。

ただし資格取得を目指す場合、民間資格もたくさんあるのでどの民間団体が認定しているかも併せて決めるといいでしょう。

まとめ

主な介護事務関連の資格を紹介しましたが、試験の合否を決めるのは実務のスキル、すなわち介護報酬請求業務(レセプト作成)の技能のみを審査するものです。

しかし資格を取得して働くようになったら、パソコン(エクセル等)の基本的なスキル、コミュニケーション能力や接客マナーなども大切な素養になります。また、介護報酬の請求締め切りは毎月10日前ですから、残業もありえます。

働く条件や、適正も考えてチャレンジしてみましょう。

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